東京大学地震研究所 地震予知研究センター

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平田 直

平田 直
【職名】
地震研究所 地震予知研究センター長 ・ 教授
【専門】
観測地震学  陸域機動地震観測グループ

【学歴】
昭和53年 東京大学理学部地球物理学科 卒業
昭和55年 東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻 修士課程 終了
昭和57年 東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻 博士課程 退学

【職歴】
昭和57年-昭和63年 東京大学理学部 助手
昭和63年-平成5年  千葉大学理学部 助教授
平成 5年-平成10年  東京大学地震研究所 助教授
平成10年-現在     東京大学地震研究所 教授
平成17年-平成21年 東京大学地震研究所 副所長
平成21年-平成23年 東京大学地震研究所 所長
平成23年‐ 東京大学地震研究所 地震予知研究センター長

研究内容

地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を大規模で集中的な観測によって明らかにする。これまで、例えば、1995年兵庫県南部地震や、1999年台湾集集地震、2004年新潟県中越地震などでは余震観測を本震発生直後から実施して、本震断層の形状、余効的地殻活動を明らかにした。また、伊豆半島では発生している群発地震を、通信衛星テレメータ地震観測と機動的臨時観測とを組み合わせて実施した。【島弧地殻の変形過程と内陸大地震の発生機構】観測的方法によって日本を含む島弧地殻の構造と進化の過程を特に、地殻の変形過程に注目して研究する。この研究の目標は、島弧内部の地殻の変形がどのように内陸大地震の発生を準備し、地震に至るかを明らかにすることである。地震予知研究計画の一環として東北奥羽脊梁(せきりょう)山地、北海道日高地方、後津川断層付近、濃尾断層付近で自然地震の観測、制御震源(人工地震)の観測を行った。近年では、首都圏に約300か所の地震観測点(首都圏地震観測網:Metropolitan Seismic Observation network: MeSO-net)を整備して、南関東の下のプレート構造の研究を行っている。

主要論文・著書 

著書

平田直, 首都直下地震, 岩波書店, 2016
平田直, 地殻ダイナミクスと地震発生(分担、菊地正幸編), 朝倉書店, 2002
平田直・佐竹健治・目黒公郎・畑村洋太郎, 巨大地震・巨大津波 -東日本大震災の検証-, 朝倉書店, 2011.

・論文

Kato, A., K. Obara, T. Igarashi, H. Tsuruoka, S. Nakagawa and N. Hirata, Propagation of Slow Slip Leading Up to the 2011Mw 9.0 Tohoku-Oki Earthquake", Science, 335, 705-708, 2012.

平田直, マグニチュード9.0の衝撃, 科学, 81, 5, 393-396, 2011.
平田 直・酒井慎一・中川茂樹, 首都圏にくる地震の姿とプレート構造, 科学, 80, 8, 819-824, 2010.

Panayotopoulos, Y. , N. Hirata, H. Sato, T. Iwasaki, A. Kato, K. Imanishi, Y. Kuwahara, and I. Cho , Seismicity and crustal structure in the vicinity of the southern Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line , Earth Planets Space, 62, 3, 223-235, 2010.

平田直・酒井慎一・佐藤比呂志・佐竹健治・纐纈一起「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」サブプロジェクト①「首都圏周辺でのプレート構造調査,震源断層モデル等の構築等」の概要地震研究所彙報, 84, 2009.

平田直日本の地震予知研究-地震予知のための観測研究計画-地震2, 61, 特集号, S592-S601, 2009. 

平田直・佐藤比呂志・加藤愛太郎・酒井慎一中越沖地震の震源断層が示すこと構造調査と地震直後の機動的観測の重要性、科学,Vol.78, No.5506-510, 2008.

Hirata, N., H. Sato, S. Sakai, A. Kato, E. Kurashimo, Fault system of the 2004 Mid Niigata Prefecture Earthquake and its aftershocks, Landslides, 2, 2, 153-157, 2005.

Sato, H., N., Hirata, K. Koketsu, D. Okaya, S. Abe, R. Kobayashi, M. Matsubara, T. Iwasaki, T. Ito, T. Ikawa, T. Kawanaka, K. Kasahara, S. Harder,, Earthquake Source Fault Beneath Tokyo, Science, 309, 5733, 462-464, 2005

・メディア

NHKそなえる防災 連載

第1回 地震はどうして起きるのか
地震の原因は地下で起きる岩盤のずれ!プレート境界は最も大きな活断層だった

第2回 地震と災害~過去の地震災害に学ぼう~
災害の種類を決めるのは二つの原因だった!被害を最小化する「減災」のススメ

第3回 地震の大きさ、場所、発生時期にも規則性がある?
規模、場所、発生時期には規則性があった! 地震予測はどこまで可能か?

第4回 プレート境界の巨大地震 
巨大地震はプレート境界で起きる!アスペリティが破壊されるメカニズムとは?

第5回 内陸の地震
大きな被害が出やすい内陸地震 3.11で日本列島の地下が変わった!?

 第6回  首都圏の地震活動
必ず来る!?首都直下地震 被害想定が大幅に変更された理由とは

 第7回 いつ来る? 南海トラフ巨大地震 ~前編~
「歴史地震」から次の南海トラフ地震を予測 過去の津波被災地は房総半島から九州まで

第7回 いつ来る? 南海トラフ巨大地震 ~後編~
南海トラフ地震は、どこに来る?どんな規模? 30年以内に起こる確率は60~70%!

第8回 地震発生は予測できる!?
予測のポイントは「地震予知の3要素」 東海地震は予知できるのか!?

第9回 伊豆の地震で首都圏が揺れた!
ゴールデンウイークの東京で震度5弱! 首都圏を揺らすのは首都直下地震だけじゃない?

第10回  超巨大地震後の余震と地殻変動
3年たっても震度5弱の余震! 東北地方太平洋沖地震の影響はまだまだ続く?

第11回 2014年11月長野県北部の地震
震度6弱の揺れが長野県北部を襲った! 糸魚川―静岡構造線断層帯が動く前兆か?

第12回 巨大深発地震
2015年5月30日、小笠原西方沖で起きた巨大深発地震。日本各地で揺れを感じた謎に迫る

第13回 最新の首都直下地震の被害想定をめぐって
30年以内に約70%の確率で発生するとされる首都直下型地震。被害軽減のための対策とは

 

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