反射法地震探査による小平尾断層および六日町断層の
地下構造調査について


 東京大学地震研究所は、新潟大学・千葉大学・愛知教育大学・山梨大学・岩手大学・
電力中央研究所などと共同で、平成16年12月下旬に小平尾断層および六日町断層につ
いて、地下構造調査を予定しています。この調査は文部科学省が実施している科学技術
振興調整費における緊急研究「平成16年(2004年)新潟県中越地震に関する緊急
研究」(代表: 防災科学技術研究所 笠原敬司)の一環として行われるものです。小平
尾断層および六日町断層の地下構造を明らかにすることは、新潟中越地震の本震を引き
起こした震源断層とこれらの活断層との関係を知る上で重要な手かがりになり、将来他
地域で発生する類似した内陸地震の発生予測や被害予測を行う上で重要な基礎データ
となります。尚、震源断層のイメージングを目的とした深部反射法地震探査については、
別途計画中で、本探査結果と合わせて全体像を明らかにしていく予定です。



調査名 : 反射法地震探査による小平尾断層および六日町断層の地下構造調査

調査地域 : 新潟県魚沼市(旧広神村)平地から連日・吉原新田・越叉に至る
         5.3kmの区間。

調査方法 :ミニバイブロサイス車(起振車)を用いた反射法探査

  反射法地震探査は石油探査でよく用いられる地下構造探査です。原理は超
音波診断と同様のものですが、より周波数の低い波を使います。起振車で地面
に振動を発生させ、道路脇に並べたセンサーで振動をキャッチし、観測車に信
号を送ってデータを記録します。得られた波形記録をコンピューターで処理す
ることにより、地下の詳細な構造を明らかにできます。


作業予定期間(作業全体):平成16年12月18日(土)〜12月30日(木)

 ミニバイブロサイス車起振作業:平成16年12月20日(月)〜12月28日(火)
     (作業予定時間:午前8時30分〜午後4時)
   *作業日時は作業の都合で前後することがあります。

調査責任者

 東京大学地震研究所 地震予知研究推進センター
 教授 佐藤 比呂志 〒113-0032 東京都文京区弥生1−1−1

参加者
 東京大学地震研究所 佐藤比呂志・荻野スミ子・加藤直子
 東京大学大学院    越後智雄・小田晋
 新潟大学        立石雅昭・豊島剛志・小林健太・駿河仁・渋谷典之・中村匠・岩下享平
 愛知教育大学     戸田茂・天野桂吾・加藤義人・河合陽平・鈴木規眞・木啓司・窪中修司
 千葉大学        伊藤谷生・上條裕久・三沢永一
 山梨大学        加藤一・楮原京子
 岩手大学        越谷 信
 東北大学        今泉俊文
 電力中央研究所 阿部信太郎


   ***この調査に関しましてのお問い合わせは東京大学地震研究所アウトリーチ室にお願いいたします。***